西瓜、毎年敗北

2022年08月13日

みなさんこんばんは。


夏らしい食材の西瓜を毎年絵葉書サイズに描くのですが、私は真面目に写生する程美味しそうな西瓜からかけ離れてしまいます。

それは何故なのか・・・・自分なりの答えがようやく今年分かった気がしたので、ここでお話しましょうか。

無題18_20220813174542

買ったのは三角カットの状態でしたので、画面の真ん中に行儀よく収めてもつまらなく感じて2切れを組み合わせました。

無題18_20220813174546

下塗りが乾く前に鮮やか赤をダァーーーっと注ぐように乗せました。

無題18_20220813175033

そしてここからがおそらく大きな失敗かと思うのです。

よく見てみると西瓜は真っ赤ではなく、白っぽく粒々状になっていたり、太目の繊維が表面にたくさん見えるので「西瓜の肌らしさ」と思いそれを真面目に描いていたのどす。

でもそれ、美味しそうに見えるか?っていうと、絵葉書でサラリと描くなら省いた方が良かったのでは?と、これが今回辿り着いた答えです。

無題18_20220813175111

なんとも不味そうじゃないですか?

(私はこの西瓜に手は伸ばさないかな・・・・)

背景の色も、赤を浮き立たせようと寒色のグレーを塗った物より、

無題18_20220816204452

仲良しな色合いを選んだ物の方が、幾分マシに見えました。

今年、もう1度西瓜を描く事が有るかは分かりませんが、次の機会は振り切った赤を使ってみようと思います。