支部の皆さんこんばんは。
皆さん何か描いておられますか?
私は毎日暑くてダルいので集中力がもたず、大きな絵を描く事からまた離れています。
さてこんなに暑くなる少し前に、旬のサクランボを描きました。
私はファーストウォッシュの味わいや、偶然の滲みを出来るだけ残したいと思う派なのですが、その割りについつい弄り過ぎて五月蝿い絵になってしまいがちです。
何処から間違ったのか?
描き過ぎが始まった時というのは、大抵描いている時には分からないので、気が付いた折りに作品の途中経過を撮影しています。
今日はちょっと時間が有るのでここに並べてみますね。
俯瞰で簡単に下書をしたところです。
ペンテルの不透明絵の具の黄色と赤でザッと色を置きました。
濃く見える影をセルリアンブルーと赤の混色で描きました。サクランボの色が乾く前に塗って、少し溶け合うようにして、白いお皿に赤いサクランボが映った表情を狙いました。
1段薄い影色でお皿の高さが出るように明暗を付けました。
一旦乾かしてサクランボの柄を細い筆で一気に描きました。
ウルトラマリンディープでお皿の模様を描き込みました。
寂しい感じがして、床面に茶色を塗ってみました。
お皿の底の面の絵柄を描き忘れていることに気付き、五月蝿くならないか?と悩みましたが結局底面も描き込みました。
のっぺりしたように見えて床面に木目を描き込みましたが、潔さが足りずにうねってしまいました。
ここで筆を置きました。
出来上がった絵は、何だかつまらない単なる写生という感じがします。
途中経過を振り返ると、色々反省点が見えてきて面白いです。
「次こそは!」
この繰り返しで毎年サクランボを描いています。
最初に
「こう描きたいのだ」
と思ったイメージを忘れてしまうと、どうしても納得のいかない絵になってしまいますね。
反省してまた明日も頑張ります。
支部の皆さんこんばんは。
つい半月前に、支部展用にロールの水彩紙を切って使ったのですが、切れ端をその辺にほったらかしにしていたら、所謂「風邪引き紙」になってしまいました。
とはいえ捨ててしまうには勿体無いので、今シーズン初物の桃にチャレンジしました。
ウォーターフォードにペンテルの不透明水彩絵の具で描いてみました。
滲みや暈しを使うにはしんどい状態の劣化ですが、こんな描き方ならなんとかなったような気がします。
どうでしょうか。
同時進行でSeriaの厚口スケッチブックにも描きました。
撓みで良い感じの溜まりが出来たように思いますが、ツルツルと紙の上を水が滑るようで。劣化の水彩紙とは別の意味で描きづらかったです。
水彩紙の管理にもっと気を付けねばと思うのでした。
支部の皆さんこんにちは。
昨日の投稿に引き続き、支部展の会場から持ち帰った花をスケッチしてみました。
今回はバラバラに挿して器を描くのも楽しみました。
左からコーヒーの瓶
雲丹瓶
広口のペットボトル
ドレッシング用のボトル
描いている時は楽しかったのですが仕上がった絵を見たら、厚さや材質の違いをほぼ出せませんでした。葉っぱが少ないのが寂しい感じがしますが、無い物を足すとおそらくぶち壊してしまうので、予測して何か緑を挿しておけば良かったと、後の祭りです。
反省して、日を開けず鍛練しようと思うのでした。
2年ぶりの支部展が無事に終了致しました。
支部の皆様お疲れ様でした。会場に御出くださった皆様、どうもありがとうございました。
さて、最後までいらっしゃった方は御存知の事ですが、会場に飾られていた立派なお花を持ち帰り
「描いてきます」
と張り切っていた管理人、結果はご覧の通り惨敗でした。
右上の花が異様に大きいですし何より絵が暗く雑な仕上がりです。今晩時間が有れば再チャレンジしようと思いますが、お花の寿命が迫っているのでどうなるやら・・・
2年ぶりの支部展が7月1日(木)より7月4日(日)まで開催中です。
【会場】青森市、協同組合タッケン美術展示館4階展示室
AM10:00~PM5:00(最終日はPM4:00)
第108回日本水彩展出品作品をはじめ10号から80号の大作まで総数25枚の会員の水彩画が皆様をお待ちしております。
会場には常時支部員が数名おりますので、水彩画に興味を持たれた方は、お気軽にお声をお掛けください。